1952-04-21 第13回国会 参議院 法務委員会 第26号
○参考人(池松文雄君) 私は先ほど申上げましたのですが、何もこういう規定がないのでやみくもに向うから向うの法律か何かでやられたりするよりも、日本の法律があつたほうが不安がないのではないかと思うのでありますが、尤も私は法律の全般に亘つてよく知りませんのでございますが、そういうことがなくても守れるという法律がありますならばそれでいいと思いますけれども、それがないならば向う様の勝手にやられるよりも日本の法制
○参考人(池松文雄君) 私は先ほど申上げましたのですが、何もこういう規定がないのでやみくもに向うから向うの法律か何かでやられたりするよりも、日本の法律があつたほうが不安がないのではないかと思うのでありますが、尤も私は法律の全般に亘つてよく知りませんのでございますが、そういうことがなくても守れるという法律がありますならばそれでいいと思いますけれども、それがないならば向う様の勝手にやられるよりも日本の法制
○参考人(池松文雄君) 私は戦争中内地にいなかつたものでございますから具体的には知りませんけれども、大きな問題で記憶に残つていることは、これは或いはちよつと違うかもわかりませんけれども竹槍事件というのがあつて、これは意見の相違ということになるかも知れませんが、私どもの記者が戦争の終末近い頃に竹槍では戦争を完遂することが不十分だというような記事を書いて東條に非常に叱られて強制徴兵かなんかされて台湾まで
○参考人(池松文雄君) この法案を拝見いたしますと、前の半分がアメリカ軍のスパイ防止の規定であつて、あとの半分が裁判管轄権の問題になつておるわけでありますが、ともに非常に重要な内容を持つているものだと思います。殊に前段のアメリカ軍のスパイ防止の問題につきましては我々の新聞でありますとか或いはラジオの取材活動をやる者にとりましては非常に脅威を感ずる節があるわけであります。それから善意の第三者もひつかかる
○池松参考人 それほど激しくなるとは予想しておりませんでした。
○池松参考人 今おつしやつたような点は考えなかつたのでありますが、ただ買收を助長しやすいという点から申し上げたのであります。
○池松参考人 毎日新聞の論説委員池松文雄であります。諸先生方のいろいろなお話を伺いまして、蛇足を加えるようなこともないかと思うのでございますけれども、最初に二院制度の問題につきましては、やはり今のような状態、第一院と第二院が同じような状態ではおもしろくない。結局両方が対立したり、いろいろ競爭的になりましたり、衆議院が興奮するときは向うも興奮するような状態になつたりいたしまして、おもしろくないように思
○證人(池松文雄君) この法律を拜見いたしまして全般的に感じますことは、自然に行われておる事態を何でも法律の枠に嵌めるんじやないかといつたような印象を受けるんでありますが、なければなくて済むべきことが、法律にこれから何でもなつて行くのじやないかといつたような感じ、行政機構の整理改革が非常に言われておるときに、行政機構が非常に擴張され、官僚化の傾向が強くなるのではないかというような感じ、或いは行政が簡素化